イタリアのデザイン工房、ベルトーネが、3月6日にスイスで開幕するジュネーブモーターショー12に出品するコンセプトカー、『ヌッチオ』。その画像が公開された。
ヌッチオは1912年に設立されたベルトーネが2012年、創業100周年を迎えたのを記念して製作されるコンセプトカー。車名のヌッチォとは、1997年に死去したヌッチオ・ベルトーネ氏に敬意を示したネーミングだ。
ベルトーネといえば、1970年代から、大胆なウェッジシェイプのミッドシップスポーツカーを製作してきた。その代表作といえるのが、1970年に発表されたコンセプトカー、ランチア『ストラトス・ゼロ』。このデザインをモチーフに開発されるのが、ヌッチオである。
もちろんヌッチオも、ミッドシップレイアウトのスポーツカーを提案した1台。ベルトーネは、「我々のDNAを注入して誕生する驚異的な性能を秘めたスポーツカー」と説明している。