F1各チームがレースシミュレーションに移行したテスト2日目(22日)、1分22秒608のトップタイムで終えたのはフォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグだった。
これは午前中に搭載燃料を減らして出したタイムで、2位はザウバーのセルジオ・ペレスで1分22秒648だった。午後に入り、ヒュルケンベルクもペレスもロングランを行なったがザウバーは排気系にトラブルが発生してテスト終了の5分前までガレージに引っ込んだ。
3位のベッテル(レッドブル)は暫定トップを守っていたがヒュルケンベルグとペレスに先行を許した。午後のレースシミュレーションで100周を超えたのはベッテルを含めて5人だった。フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は午前中に排気系の交換作業を行い、午後の走行では4位タイムの1分23秒180を出している。
2日目で最も多く周回を重ねたのはハミルトン(マクラーレン)でタイムは6位。午後中盤にはハミルトンが数周にわたってベッテルを押さえ込む場面もあった。