米国のEVベンチャー、テスラモーターズ。同社の幹部社員2名が突然退社したことを受け13日、同社の株価が19%下落した。
これは14日、『ブルームバーグ』が報じたもの。同メディアによると、テスラモーターズの副社長兼チーフ・エンジニアのピーター・ローリンソン氏と、車体&シャーシー設計の責任者、ニック・サンプソン氏が1月、同社を退社したという。
この幹部社員2名の突然の退社に、市場は敏感に反応。13日の米国市場では、テスラモーターズの株価は一気に19%値下がりしたとのこと。
同社は2012年7月から、新型4ドアEVセダン、『モデルS』の生産を開始する予定。その直前での2名の幹部社員退社という事態に、投資家の不安が増したと見られる。
テスラモーターズのイーロン・マスクCEOは14日、自身のTwitterにおいて、「会社経営というのは嫌な時もある。今回の幹部社員退社のニュースは、誇張されすぎ」とつぶやいている。