三菱電機は29日、曲面に対応した新しいディスプレイシステムを開発したと発表した。
今回開発したディスプレイシステムは、自由曲面に対応可能な背面投射方式を採用。車内デザインと視認性・操作性を両立した先進的な車の実現を支援する。
運転席横のアームレストにタッチパネル付き背面投射方式ディスプレイを搭載することで、ドライバーの手元での手書き文字入力など、先進的なナビゲーション操作を実現する。運転状況に応じて必要な情報を簡単に切り替えてインパネに表示することも可能となる。
今回開発したシステムは、三菱電機が考える近未来の車社会に対応したコンセプトカー『イーミライ』に搭載。12月3日から東京ビッグサイトで開催される「第42東京モーターショー2011」に出展する。