スズキは、小型乗用車の新型『スイフトスポーツ』を、MT(マニュアルトランスミッション)車については12月13日、CVT(無段変速機)車については2012年1月27日から発売すると発表した。
今回発売する新型スイフトスポーツは、昨年9月にモデルチェンジした「スイフト」をベースに、スイフトシリーズの走りを象徴する「The sporty flagship」をコンセプトに開発したモデル。
可変吸気システムの採用や、吸気VVT制御の最適化、バルブリフト量の増加、冷却システムの改善など、専用チューニングを施した高出力1.6リッターエンジンに、加速性能と燃費性能を両立させた新開発の6速マニュアルトランスを組み合わせクラストップの100kWの高出力を達成するとともに、低燃費化した。
燃費はJC08モード走行では6MT車が14.8km/リットル、CVT車が15.6km/リットルを達成した。10・15モード走行では6MT車が15.6km/リットルで前モデルから約7%向上、CVT車は16.0km/リットルで約18%向上している。
CVT車には、ダイレクトで素早いギヤ操作が可能な、パドルシフト付7速マニュアルモードを採用した。
また、軽量化した車体に、剛性を高めたサスペンションを採用することで、気持ちの良い走りと操る楽しさの向上を図った。
新型車は走りの良さをイメージさせる、アグレッシブで高品位なデザインが認められ、日本デザイン振興会による「2011年度グッドデザイン賞」を受賞した。
価格は6MT車が168万円、CVT車が174万8250円。