日産自動車は10日、『キャラバン』『アトラス』およびいすゞブランドの『コモ』『エルフ』計4車種の排出ガス発散防止装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年10月21日~11年5月9日に製作された3650台。
エンジン製作工場検査設備の空燃比センサ用電気配線が不適切なため、空燃比センサを損傷させたおそれがあり、排出ガス発散防止装置が確実に機能せず、一酸化炭素排出量が規制値を超えるおそれがある。
全車両、空燃比センサを点検し、損傷しているものは良品と交換する。不具合発生はなく、車両製作工場からの情報でわかった。事故は起きていない。