アストンマーチンが新たに投入したラグジュアリーコンパクトカー『シグネット』。そのインテリアにもこだわりがちりばめられている。
同社デザインディレクターのマレック・ライヒマンさんは、まずインテリアの考え方として、「都市部はとてもクルマが混んでおり、渋滞はもちろんのこと、駐車場も少なく、駐車スペースすらままならない状況。そこで、クルマの中にいる時間が長くなることを考慮して、インテリアにもアストンマーチンらしさを充実させました」という。
また、インテリアのデザインでこだわったポイントは2つあった。「小さいボディサイズにもかかわらず、広い室内を演出するということ。そして、本当のラグジュアリーであるということ」(ライヒマンさん)。
そのラグジュアリーさはアストンマーチンらしさにもつながる。具体的には、「本物のアルミやレザー、手で施したレザーの刺繍などを使用することにより、細部にまで他のアストンマーチンのスポーツカーが誇る内装の全て備わっています」とし、コンパクトカーにもかかわらず、アストンマーチンらしいラグジュアリーな内装が表現できたことに自信を見せた。