ホンダ『インサイト』がマイナーチェンジした。今回のデザインコンセプトは“Super Aero Athlete”だという。
デザインキーワードは“空力性能”と“流麗スタイル”だ、と語るのは開発責任者の大窪毅氏。燃費向上とおしゃれなスポーティさ、質感向上がその意図だ。
「1.3リットルのフロントは、グリルをバータイプのメッキ仕様に変更し、また、空力を改善したフロントバンパーに変更することで、ワイド感と空力性能を両立するフロントデザインとしました」
「リアでは、ライセンス周りと、空力改善のリアバンパーで、よりワイドなデザインとし、全体的に横基調を表現するデザインとすることで、空力性能とエレガントさに磨きをかけました」
今回新たに投入された1.5リットル・エクスクルーシブのデザインは、「フロントはバータイプのメッキグリルにアクセサリーランプを内蔵。ターンライト下部にもアクセサリーランプを設定しました。さらに、専用バンパーを採用することで、スポーティさと上質感を演出するデザインとしています」。
アクセサリーランプに関して、デザイン開発室第1ブロックの杉浦良さんは、「先進さはインサイトの重要なファクターだと思います。それをよりわかりやすい形にしました。1.3リットルには装備されないので、エクスクルーシブを買ったユーザーがより楽しんでもらえるような装備としています」。