フォルクスワーゲングループは27日、2011年1〜9月の決算を公表した。
同社の発表によると、アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、前年同期比26%増の1163億ユーロ(約12兆4940億円)。純利益は136億4000万ユーロ(約1兆4610億円)と、前年同期に対して、約3.4倍を記録した。
2011年1〜9月の世界新車販売は、前年同期比16%増の約620万台。このうち、フォルクスワーゲン乗用車部門は、16.7%増の約330万台だ。『ポロ』や『ゴルフ』、『ティグアン』を中心に、販売を伸ばした。
フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長は、「2018年までに世界ナンバーワンの自動車メーカーになるという目標に向けて、順調な足取り」とコメントしている。