ドイツで9月25日に閉幕したフランクフルトモーターショー11。地元、フォルクスワーゲングループのトップが『ゴルフ』のライバル、ホンダの新型『シビック』を入念に視察していたことが分かった。
ホンダのブースを訪れたのは、フォルクスワーゲングループのマルティン・ビンターコルン会長やフェルディナント・ピエヒ監査役会長ら。ビンターコルン会長は、新型シビックのテールゲートの塗装の厚さ、ドアの開閉音などを入念に確かめた。
さらに運転席に座ると、携帯用ゲージを取り出し、ピラー周辺の死角をチェック。公の場でここまでする自動車メーカーのトップも珍しいが、工学博士のビンターコルン会長らしい一面だ。
フォルクスワーゲンがヒュンダイ『i30』に続いて、新型シビックも非常に意識している様子が伝わってくる映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。