メルセデスベンツのスーパーカー、『SLS AMG』。同車の車体をひと回りコンパクトにした、“ベイビーSLS”が登場するようだ。
これは3日、英国の自動車メディア『Auto EXPRESS』が伝えたもの。同メディアの取材に応じたメルセデスベンツの高性能車部門、AMGの開発責任者、Christoph Jung氏は「我々は近い将来、SLS AMGの下に位置する新型車を投入するつもりだ。ターゲットはポルシェ『911』」と明言したという。
このベイビーSLS、『SLC』というネーミングが与えられる見込み。Christoph Jung氏によると、現時点では開発の初期段階にあり、V8エンジンをフロントに載せた2シーターモデルを想定しているとのことだ。
そのデビューは、2014年以降が有力。同メディアは、「5.5リットルV8ツインターボ(最大出力500ps)を搭載し、0-96km/h加速は4秒、最高速は300km/hレベル」と予想している。