トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は1日、9月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万2807台。前年同月比は105%増と、7月の99%増、8月の84%増を超える高い伸びを示した。
販売好調の要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクトカー、『エティオス』。同車は9月、トヨタのインド販売の46%に当たる5926台を販売した。その内訳は、セダンが2951台、2011年6月末に投入したハッチバックの『リーバ』が2975台だ。
また、ミニバンの『イノーバ』は4765台をセールス。SUVの『フォーチュナー』は1078台、『カローラアルティス』も994台を売り上げた。
TKMのサンディープ・シン常務は、「9月の大幅な伸びは、エティオスの人気による部分が大きい」と語っている。