日本自動車工業会が発表した2011年の二輪車の国内総需要は、若年人口の減少や消費志向の変化により長期的な減少が続いているものの、ニューモデル効果によるプラス要因もあり、前年比4.6%増の44万1000台となる見通し。
原付一種は、近年の経済不況と東日本大震災の影響により、経済性・省エネ性に注目が集まり、同6.5%増の25万台と予測。
原付二種・軽二輪はニューモデル効果が新たに期待できることから、それぞれ同9.2%増の10万2000台、同7.6%増の3万9000台となる見通し。小型二輪は、経済環境の不透明感から需要が減少、同12.4%減の5万台にとどまる見込み。