18日開催されたインディジャパン・ザファイナル。オープニングセレモニーでは、航空自衛隊百里基地所属第7航空団第302飛行隊の「F-4EJ改」戦闘機(ファントム)が歓迎フライトを実施した。
2機のファントムは国歌斉唱の後、音もなく会場上空に登場。機体を視認するとその後で、双発ジェット機ならではの重厚な爆音が会場内を包み、来場者から歓声があがった。
実は、インディジャパンのオープニングセレモニーでは、13年間ブルーインパルスとF-2戦闘機が歓迎フライトを実施していた。しかし、同部隊の所属する松島基地は今回の東日本大震災で大きな打撃を受けた。
同会場にも、松島基地の被災状況を伝える展示が用意され、津波に流された航空機の姿などが映されていた。