【フランクフルトモーターショー11】アバルト 695コンペティツィオーネ…フェラーリ仕様よりスパルタン

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アバルト695コンペティツィオーネ(フランクフルトモーターショー11)
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13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11。フィアットの高性能車部門、アバルトのブースでは、アバルト『500』の特別モデル、「アバルト695コンペティツィオーネ」がデビューを飾った。

同車は、2年前のフランクフルトモーターショー09で発表された『アバルト695トリブートフェラーリ』と関係が深い。同車は、フェラーリとのコラボレーションで生まれたモデルで、日本にも限定150台が導入された。アバルト695コンペティツィオーネは、同車と基本的に同じエンジン&足回りを採用したモデルなのだ。

1.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの「T-ジェット」は、吸排気系を中心にチューニング。最大出力は180psを引き出す。アバルト500の135psから、45psのエクストラパワーを得た計算だ。

足回りは、サスペンションを強化。ブレーキはブレンボ製の4ピストンで、ローターは305mmの大径タイプだ。専用エグゾーストシステムの「レコードモンツァ」は、3000rpmを境にいっそう刺激的なサウンドを奏でる。

アバルト695トリブートフェラーリとの違いとして指摘できるのは、リアシートが取り払われ、2シーター化された点。その部分にはロールオーバーバーが組み込まれた。スパルタンさという点では、こちらが上だろう。

もちろんボディカラーは、フェラーリの赤、「ロッソコルサ」ではなく、専用グレーの「Grigio Competizione Opaco」が設定されている。

《森脇稔》

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