ボルボ・カーズ・ジャパンは13日、タニタの技術協力を得て、交通事故が起きた際の衝撃をわかりやすく表示する「衝撃体重計」を制作したと発表した。
この体重計では、ボルボの衝突実験データを基に、体重から事故の際の荷重値を推測。25km/h、40km/h、55km/hにおける数値をkgで表示する。
例えば、体重50kgの人が25km/hで衝突した場合、1250kgのエネルギーが胸部にかかることが表示される。
同社では、衝撃度を数値化することで、ユーザーにシートベルトをしないリスクを知ってもらい、特に後席のシートベルト着用率やタクシー乗車時のシートベルト着用率の向上を図りたいとしている。