フォルクスワーゲングループは19日、2011年1〜7月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループの総販売台数は、過去最高の約475万台。前年同期比は14.4%増と伸びた。
フォルクスワーゲンの乗用車部門の市場別販売は、欧州が前年同期比10.2%増の220万台。このうち、地元ドイツが11.9%増の67万8400台と牽引する。
また、北米は前年同期比21.4%増の37万5500台をセールス。中国(香港を含む)は、16.4%増の129万台だ。インドは6万2800台を売り上げ、前年同期比は194.5%増を記録した。
7月単月の世界販売は、前年同月比16.3%増の66万5600台。フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「世界の各市場で販売が好調。強固なモデルレンジが成長の原動力」とコメントしている。