[写真蔵]ホンダジェット詳細公開…デザインスタジオ&量産組立工場

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室内スペースを有効活用させる為に各部の配置やデザインを決めるデザインスタジオ。居住性、操作性、安全性を作り上げて行く。
  • 室内スペースを有効活用させる為に各部の配置やデザインを決めるデザインスタジオ。居住性、操作性、安全性を作り上げて行く。
  • 通常航空機のペイントは3ft(約1m)の距離からチェックされるのに対してクルマは1cmのクオリティを要求される。ビジネスジェットの場合特注でしか用いられないクリアコートを全機に用いる等、ホンダジェットは量産車の塗装クオリティで仕上げられるのも大きな特徴。
  • 通常航空機のペイントは3ft(約1m)の距離からチェックされるのに対してクルマは1cmのクオリティを要求される。ビジネスジェットの場合特注でしか用いられないクリアコートを全機に用いる等、ホンダジェットは量産車の塗装クオリティで仕上げられるのも大きな特徴。
  • 室内スペースを有効活用させる為に各部の配置やデザインを決めるデザインスタジオ。居住性、操作性、安全性を作り上げて行く。
  • 構造上は自動車と大きく異なるが、インテリアのデザインにはクルマの内装デザインシステムが用いられ、他メーカーよりもより新しいデザインをスピーディに具現化できる。
  • コックピットのアシストハンドルの取り付け位置を決めるだけでも加重計を用いて角度まで綿密なリサーチが行われる。
  • パイロット用シート。体型に合わせる為に座面は前後及び前部のみリフト可、シートバックはヘッドレストごと上下にスライドさせることにより20%の軽量化を果たした。
  • 客室の4脚のシートはリクライニングの他、ベースの位置が前後左右がワンタッチでスムーズに動く。アームレストは横をすり抜ける際邪魔にならないようにシートバックに収納される。

『ホンダジェット』は全長12.71m、全幅12.15mの7人乗り小型ビジネスジェット。

GE(ジェネラルエレクトリック)社と共同開発した「HF120」ターボファン2機による、主翼上にエンジンを搭載する「OTWEM(オーバー・ザ・ウィング・エンジン・マウント)」を採用した斬新な飛行機だ。従来では胴体に内臓されたエンジン支持骨格のスペースはキャビンとして最大限に活用される。

(7月12日と13日、米ノースカロライナ州グリーンズボロ市にあるホンダ・エアクラフト・カンパニーの『ホンダジェット』生産設備が内外記者団に初公開された)

《ケニー中嶋》

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