米国カリフォルニア州が、2010年3月から実施しているEVなど環境対応車に対する購入助成制度。その新たな内容が21日、発表された。
これは、カリフォルニア大気資源局(CARB)が行っているもの。これまでEVを購入した顧客には、最大5000ドル(約40万円)の補助金が受けられた。
ところが、日産『リーフ』の販売増により、財源が予定よりも早く枯渇。そこでCARBは制度を縮小して、再スタートさせることになったのだ。
CARBの発表によると、今後、EVを購入する顧客に対する補助金は、2500ドル(約20万円)に制定。従来の2分の1へ、大幅な減額となる。
カルフォルニア州では、総額4000万ドル(約30億円)の予算を計上。EVなど環境対応車の普及を図る計画だ。