欧州で新型『Mクラス』を発表したばかりのメルセデスベンツ。同社がそのMクラスをベースに、BMW『X6』をライバル視したクーペ風SUVを発売する可能性が出てきた。
これは20日、英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が報じたもの。同メディアがメルセデスベンツ関係者から得た情報として、「Mクラスの車台をベースにしたクロスオーバーを、『GLSクラス』の名前で投入する」と伝えている。
GLSのネーミングは、『CLSクラス』に倣ったもの。CLSは『Eクラス』をベースに開発された4ドアクーペで、プレミアムカー市場で確固たる地位を築いている。メルセデスベンツは4ドアクーペの考え方を、今度はSUVの世界に持ち込もうというわけだ。
もちろん、BMWが2009年に発売した『X6』に触発された面も大きい。このGLSクラス、2014年にもデビューすると見られている。