ダイハツ工業は6月17日、マレーシアの合弁会社であるプロドゥアが国民車『マイヴィ(Myvi)』をフルモデルチェンジし、16日にクアラルンプール市内で発表会を行ったと発表した。
プロドゥアはマレーシアの第二国民車メーカーで、小型車を中心にラインナップを充実しており、マレーシア市場では2006年から5年連続でシェアトップを維持している。
マイヴィは2005年5月、ダイハツの小型乗用車『ブーン』をベースにプロドゥアとダイハツが共同開発したコンパクトカー。
今回のフルモデルチェンジでは、2010年2月に日本で発売した新型ブーンをベースに、マレーシア市場のニーズに対応し、専用の内・外装デザインを採用したり、1.0リッターを廃止して1.3リッターに排気量を変更した上で、燃費性能を改善した。全車に運転席・助手席エアバッグを装備して安全性能の向上を図った。
月販目標は5600台で、価格は4万3900~5万7800マレーシアリンギット(約117万~約154万円)。