ヤマハ発動機は6月17日、スクエアバウを採用したスタイリッシュなデザインと高い走行性能、安定性、充実した釣り機能性を兼ね備えたフィッシングボート『SR-X』を開発し、7月4日から発売する。
SR-Xは、横安定性を向上させる「A.R.B.(アンチ・ローリング・ブレード)」や優れた乗り心地と風流れ抑止性能を発揮する「W.T.B.(ウェーブ・スラスター・ブレード)」などの独自技術を採用したハル(艇体)を新たに開発した。フィッシングボートに求められる様々なニーズを高次元でバランスさせたニューモデル。
外観はスクエアバウ、ハル側面への立体的なストラクチャーラインの採用など、斬新なデザインのフォルムを採用した。
オプションのキャノピー(FRPオーニング)は、日差しを防ぐのに加え、個性的なデザインをさらにひきたてる。標準(ホワイト)カラーに加え、艇体の一部とキャノピー、シートボックスにガンメタリック塗装のカラーバリエーションをオプションとして用意した。
高い親水性を実現する一体型のトランサムステップや2人掛けのドライバーズシート、豊富な収納スペースなど、幅広いマリンプレイに対応する多彩な機能を併せ持つ。
搭載するエンジンは、環境性能と経済性に優れた50、70、115馬力の3種類の4ストローク船外機を設定する。
価格は『F115』が308万円、『F70』が244万円、『F50』が218万円。初年度200隻の販売を計画している。