欧州で唯一の公的機関が行う衝突安全テスト、ユーロNCAP。同テストにおいて、EVとして初の最高評価を受けた日産『リーフ』の映像が、ネット上で公開されている。
ユーロNCAPの衝突テストは、前面オフセットが64km/h、側面が50km/h、ポール衝突が29km/h、歩行者衝突が40km/hで実施。日本や米国の基準とほぼ同じ、世界で最も厳しい条件で行う衝突テストだ。
リーフのテスト結果を検証すると、成人乗員保護性能が32点、子ども乗員保護性能が40点、歩行者保護性能は23点、安全補助装置の有無が6点。この結果、リーフの合計ポイントは101点となり、総合評価で5つ星に輝いた。
ユーロNCAPの衝突テストで、EVが5つ星を得たのは、リーフが初めて(三菱『i-MiEV』)は4つ星)。その全方位の高い衝突安全性能は、動画共有サイト経由で見ることができる。