ランドローバー、初のインド生産開始

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ランドローバー、インドでKD生産開始
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2008年、インドのタタモーターズの傘下に入った英国の名門高級ブランド、ランドローバー。同ブランドにとって、初のインド現地生産が27日スタートした。

これは、インド西部のマハーラーシュトラ州プネーに完成したジャガー&ランドローバーの新工場で開始されたもの。エンジンなどの主要部品を英国から輸入し、現地で組み立てるノックダウン方式を採用する。

27日、同工場から最初にラインオフしたのは、ランドローバー『フリーランダー2』。ディーゼルエンジン搭載の2グレードが用意され、現地ベース価格は338万9000ラック(約600万円)だ。

ランドローバーは、このフリーランダー2以外に、インド市場へ『ディスカバリー4』、『レンジローバー』、『レンジローバースポーツ』を投入。ジャガーは『XJ』、『XK』、『XF』を販売中だ。フリーランダー2に続く現地生産モデルについては、現時点でアナウンスはない。

タタモーターズのカール‐ピーター・フォスターCEOは、「本日、我々はインド市場における成長に向けて、意義ある一歩を踏み出した。タタとジャガー&ランドローバーは、今後も緊密な関係を続けていく」とコメントしている。

《森脇稔》

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