日本自動車工業会が発表した2010年度(2010年4月~11年3月)の二輪車の国内生産台数は、前年度比4.8%増の63万3925台となり、5年ぶりに前年を上回った。
小型二輪車を中心に国内需要が底入れしたことから生産も前年を上回った。
車種別では原付一種が同1.8%増の9万3607台と小幅な伸び率だった。原付二種は同14.2%増の7万4781台だった。小型二輪車は同9.7%増の36万3315台と順調だった。ただ、軽二輪車は同12.1%減の10万2222台と落ち込んだ。
2010年度の国内需要は同1.4%増の37万4482台と、5年ぶりに前年を上回った。輸出も同5.4%増の伸びた。