ブガッティの超高級サルーン 16C はハイブリッドに…CEO発言

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ブガッティ16Cガリビエール(コンセプト)
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ブガッティが2009年9月、創業100周年を記念して披露した超高級サルーンコンセプト、『16Cガリビエール』。同車の市販に際して、ハイブリッドシステムが搭載される可能性が出てきた。

これは18日、英国の自動車メディア、『car magazine』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたブガッティのヴォルフガング・ドゥルハイマー社長兼CEOは、16Cガリビエールの量産化計画を認めた上で、「パワートレインにはハイブリッドも用意するつもりだ」と話したという。

16Cガリビエールは、世界で最もエクスクルーシブ、エレガント、パワフルな4ドアサルーンを目標に開発。2009年9月のコンセプトカー披露の段階では、『ヴェイロン』の8.0リットルW16気筒エンジンがベースになるとアナウンスされていた。

今回、ヴォルフガング・ドゥルハイマー社長兼CEOは、そのパワートレインにハイブリッドも設定する可能性を示唆。同CEOはその理由について、「我々の顧客が将来、都市部でパーク&ライドを利用するとは思えない。ドバイのような場所では、ホテルのエントランスにEVモードで静かに乗り付けられるようなハイブリッドが必要なのだ」と同メディアに語っている。

16Cガリビエールは、2013-14年に市販される見込み。価格については「100万ユーロ(約1憶2000万円)を超えるだろう」と、同メディアはレポートしている。

《森脇稔》

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