20日に開幕したニューヨークモーターショー。ホンダブースの主役は、新型『シビック』が務めた。
日本ではシビックの人気は衰えた感があるが、米国ではシビックは『アコード』(日本名:『インスパイア』)と並ぶ主力車種。昨年の米国におけるシビックの販売実績は、前年比0.8%増の26万0218台と、ホンダにとってはドル箱モデルでもある。
それだけに、今年のニューヨークモーターショーでは大々的に新型を披露。すでに同車の概要は2月に明らかになっているので、ニューヨークでは新型の価格に注目が集まった。
ホンダの米国法人、アメリカンホンダモーターは、新型のベース価格を従来と同じく、1万5605ドル(約130万円)に設定。4ドアセダンと2ドアクーペともに、この価格がベースプライスとなる。
米国ホンダのジョン・メンデル副社長は、「新型は洗練度を高め、シビックの価値をいっそう引き上げた。顧客のニーズに応える最高のモデルになる」と自信を見せている。