米国トヨタ販売は5日、『プリウス』の米国累計販売台数が100万台に到達したと発表した。
初代プリウスは2000年、米国市場へ投入。日本市場では1997年12月に発売された同車だが、米国ではマイナーチェンジ車の登場を待って、デビューとなった。累計セールス100万台は、それから11年で達成した記録だ。
プリウスは2010年10月、世界累計販売台数が200万台に到達。また今年3月には、トヨタ車のハイブリッド世界累計セールスが300万台を超えている。日本同様、米国市場がプリウス、そしてトヨタのハイブリッド車販売に、重要な役割を担ってきた。
米国トヨタ販売のボブ・カーター副社長は、「ガソリン価格の上昇によって、今年1-3月のハイブリッド乗用車の世界販売は前年同期比60%以上も伸びた。プリウスが、ハイブリッド車の先駆けとなったことを誇りに思う」とコメントしている。
米国トヨタの試算によると、2000年の発売から11年間で、プリウスはトータル8憶8100万ガロン(約33憶3400万リットル)のガソリンを節約。1240万トンのCO2排出量削減に貢献したという。