富士重工業が発表した2月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比2.9%増の5万5343台となり16か月連続で前年を上回った。
国内生産は同2.1%減の4万729台と5か月連続マイナスとなった。小型車は同6.0%増と2か月連続プラスとなったが、ダイハツ工業からのOEM(相手先ブランドによる生産)供給に順次切り替わっている軽自動車が低迷した。
海外生産は同20.4%増の1万4614台と2月として過去最高となった。米国の『レガシィ』が好調だった。
国内販売は同0.4%減の1万5593台と、微減だった。『フォレスター』が好調だったものの、その他のモデルのマイナスをカバーできなかった。
輸出は同8.2%増の3万796台と3か月連続前年を上回った。ロシア、ドイツ、中国向けが好調で2月として過去最高となった。