英国ロータスカーズは、1日に開幕したジュネーブモーターショーにおいて、コンセプトモデルの『ロータス ビスポーク』を初公開した。
ロータス ビスポークは、ロータス各車のカスタマイズプログラムを提案したもの。ロータスとスイスに本拠を置くMANSORY社が共同で行うプロジェクトだ。
MANSORYは、フェラーリやポルシェなどのスポーツカーから、ロールスロイスやベントレーといった高級車まで、幅広くカスタマイズを手がけていることで知られる。
コンセプト段階のため、プログラムの詳細は公表されていないが、今回のジュネーブに展示されたのは『エヴォーラ』。カーボンファイバー製の前後スポイラーやディフューザー、ルーフパネルなどで構成される専用ボディキットが装着された。
ミッドに置かれるトヨタ製の3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、ノーマル状態で最大出力280ps、最大トルク35.7kgmを発生。このエンジンに関しても、何らかのチューニングメニューが用意される見込みだ。
ロータスは、「カスタマイズに豊富なノウハウを持つMANSORYとの共同プロジェクトが、ロータス各車の性能をさらに高めるだろう」と説明している。