3月1日に開幕したジュネーブモーターショー。レクサスのブースでは、『LFA』のスパルタン仕様、「ニュルブルクリンクパッケージ」がワールドプレミアを飾った。
同車は、『LFA』の性能をさらに研ぎ澄まさせ、サーキット走行重視のセッティングを施したモデル。4.8リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、最大出力は570psを引き出す。
6速2ペダルMTのASGは、ギアチェンジの時間を0.2秒から0.15秒へ短縮した。サスペンション、ハイグリップタイヤ、メッシュタイプのアルミホイールも、ニュルブルクリンクパッケージ専用となる。
エアロダイナミクス性能も進化。大型ウイングをはじめ、フロントバンパーには大型スポイラーとカナード(サイドフィン型スポイラー)を装備。素材は軽量なCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)とした。
LFAの全生産台数500台のうち、このニュルブルクリンクパッケージは50台を占める。生産は2012年に行われる予定だ。