【ジュネーブモーターショー11】アウディ A3、次期型に4ドアセダン

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アウディ A3コンセプト
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アウディは3月1日に開幕したジュネーブモーターショーにおいて、『A3コンセプト』を初公開した。

同車は、次期『A3』を示唆したスタディモデル。現行A3には、5ドアハッチバックの『A3スポーツバック』と、3ドアハッチバック&2ドアオープン(日本未導入)を用意しているが、次期A3には4ドアセダンが追加設定される。

A3コンセプトのボディサイズは、全長4440×全幅1840×全高1390mm。現行A3スポーツバック(全長4290×全幅1765×全高1430mm)と比べれば150mm長く、『A4セダン』(全長4705×全幅1825×全高1440mm)と比較すれば、265mm短い。A4ではボディサイズが大きいと感じる顧客から、支持される可能性が高い。

デザインは、アウディ車に共通するシングルフレームグリルやLEDライトが特徴。グリルのフレームやバンパーのエアインテークには、軽量化のためCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)製パーツが使用されている。

エンジンは、『TT RS』用の2.5リットル直列5気筒ガソリンターボで、最大出力408ps、最大トルク51kgmを発生。トランスミッションは7速Sトロニック、駆動方式はフルタイム4WDのクワトロだ。

車両重量は1540kgにまとめられ、0-100km/h加速4.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)の優れたパフォーマンスを発揮。それでいて、欧州複合モード燃費は11km/リットル、CO2排出量は212g/kmと環境性能もまずまずだ。

次期A3は2012年後半から2013年にかけて、デビューする見込み。4ドアセダンの追加は、顧客の選択肢を大きく広げることになりそうだ。

《森脇稔》

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