ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は1日、「2011ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」の最終選考10台を決定した。
同賞はワールドカーオブザイヤーと同時に発表されるもので、2010年に発売されたスポーツモデルの中から、世界約60名のジャーリストの投票によってベストな1台を選出するもの。年間生産台数は500台以上が条件だ。
2011ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーのファイナリスト10台は以下の通り。
●アストンマーチン・ラピード
●アウディRS5
●キャデラックCTS-Vクーペ
●フェラーリ458イタリア
●ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4スーパーレジェーラ
●メルセデスベンツS63AMG/CL63AMG
●メルセデスベンツSLS AMG
●ポルシェ911 GT2RS
●ポルシェ911ターボ
●ルノー・メガーヌ・ルノースポール
日本車は1台もノミネートされず、メルセデスベンツとポルシェの強さが目立つ。ルノー『メガーヌ・ルノースポール』は、他の9台と比較すると、価格的に唯一、身近な存在だろうか(日本価格は385万円)。
今後は、3月のジュネーブモーターショーで3台に絞り込み、4月のニューヨークモーターショーの会場で、イヤーカーが発表される。ちなみに過去の結果は、2006年がポルシェ『ケイマンS』、07年がアウディ『RS4』、08年がアウディ『R8』、09年が日産『GT-R』、10年がアウディ『R8V10』。果たして、今回は。