地下鉄でもネット接続…ソフトバンクと大阪市が合意

自動車 テクノロジー ネット
ソフトバンク ソフトバンク
  • ソフトバンク ソフトバンク
  • 会談の模様はUSTREAMで配信された 会談の模様はUSTREAMで配信された

 ソフトバンク代表取締役社長 孫正義氏と、大阪市の平松邦夫市長は5日、大阪市役所にて会談を行い、2011年度中に大阪市営地下鉄の電車内で、モバイル端末からネット接続ができる環境を整備することに合意した。工事費は各通信事業者が全額を負担する。

 今回の会談は、ツイッターユーザーから孫氏への、地下鉄内でのネット接続を求める旨のツイートをきっかけに開かれたもの。孫氏は、「我々の勝手な希望」だとしながらも、2011年度内に大阪市営地下鉄全8路線の工事を完了させる意向を示した。平松氏は、御堂筋、境筋、中央線、四つ橋線の4路線については、社団法人 移動通信基盤整備協会から工事に関する具体的な提案を、2011年度までには受ける予定だとした。

 また東京都内の地下鉄についても話が及び、前述のツイート後に東京都副知事 猪瀬直樹氏と会談した孫氏は、猪瀬氏から「主要な路線については1年以内で工事を完了させよう」と言われたエピソードを披露。丸の内線、銀座線、有楽町線、副都心線など一部の路線が2012年にずれ込むものの、その他の路線については、2011年12月までを目標に工事を完了させると述べた。

 さらに平松氏から大阪市営地下鉄の駅構内への公衆無線LAN導入への協力を求められた孫氏は「ぜひやりましょう。許可をいただいた大阪の駅については、全駅つなぎますよ」と返答した。

 この会談の模様は、大阪動画チャンネル「USTREAM ライブラリー」から視聴できる。

地下鉄車内でもネット接続可能へ……ソフトバンクと大阪市が合意

《RBB TODAY@RBBTODAY》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集