ソフトバンクグループは、米国のOpenAIによる資金調達ラウンドにソフトバンク・ビジョン・ファンド2を通じて参加し、300億ドル(約4兆6743億円)の追加出資を行うことについて同社と最終的な契約を締結したと発表した。
本追加出資の完了により、ソフトバンクグループのOpenAIに対する累計出資額は646億ドル、持分比率は約13%となる見込みだ。本追加出資は、一般的なクロージング要件の充足を条件としている。
なお、ソフトバンクグループが従来から掲げているLTV(調整後純有利子負債÷保有株式価値で算出)や手元流動性に関する財務方針は不変だ。LTVを金融市場の平時は25%未満、異常時でも35%を上限として管理するとともに、今後2年分の社債償還資金以上の手元流動性を確保する。
2024年9月以降、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2を通じてOpenAIへ合計346億ドルの投資を行ってきた。同社のさらなる成長を支援することを目的として、このたび本追加出資を決定した。
出資は3回のトランシェに分けて実行される予定だ。ファーストトランシェの出資実行は4月1日(予定)、セカンドトランシェは7月1日(予定)、サードトランシェは10月1日(予定)となっている。ただし、OpenAI株式の上場が合理的に見込まれる場合には、クロージング日が前倒しとなる可能性がある。
本追加出資において支払われる対価は、当初、主要取引金融機関からのブリッジローン等により調達し、その後、保有資産の活用や各種調達に順次切り替える予定だ。
連結決算においては、OpenAI株式は、FVTPLの金融資産に分類され、四半期ごとに公正価値で測定し、その変動額を「投資損益」として連結損益計算書に計上することになる。



