26日に開幕したカタールモーターショー。ビーチバギーのようなフィアット『500』が展示され、注目を集めた。
このフィアット500は、イタリア・ミラノに拠点を置くカロッツェリア、カスターニャの作品。『テンダー2』と呼ばれるワンオフモデルは、2008年秋のパリモーターショーで初公開され、話題となった1台だ。
テンダー2はフィアット500をベースに、サイドドアやルーフ、リアゲートを大胆にカット。砂浜に似合う爽快感抜群のビーチバギーを提案する。ウッドをふんだんに使ったインテリアは、高品位な仕上がりだ。
単なる遊び車ではないところが、テンダー2の面白いところ。パワートレインは、EVまたはハイブリッドとなっており、環境性能も追求されている。
CASTAGNAは1922年から、中東エリアでカスタマイズを手がけてきたという歴史がある。中東の富裕層との間で、確固たるビジネス基盤を築いているようだ。