BMWが、18日に発表した新世代ガソリン直列4気筒ターボエンジン。欧州向けの『X1』に続いて、『5シリーズ』と『Z4』にも採用されることが決定した。このエンジンは、現行の3.0リットル自然吸気(NA)直列6気筒エンジンの後継機種として開発。排気量は3.0リットルから2.0リットルへ縮小するとともに、気筒数も6気筒から4気筒へダウンサイジング。ターボチャージャーで過給される。最大出力は245ps、最大トルクは35.7kgmと、3.0リットルNAと同等のパワーを獲得。一方で燃費性能は最大16%引き上げられたのが特徴だ。この新エンジンは欧州向けのX1に先行搭載されるが、BMWは21日、次なる一手として、欧州仕様の『5シリーズ』と『Z4』への拡大採用を発表。『3シリーズ』や『1シリーズ』など、他の主力車種への展開する可能性も高いと見られている。
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