ヨコハマタイヤが今年の東京オートサロンでプッシュしているのが、低燃費性能を大きく謳った『ブルーアース』だ。そのテーマは「環境+人と社会にやさしい」というもの。
その特徴は低燃費、ウェット、耐磨耗に対する3つの性能を高めるナノブレンドゴム。そしてエアロダイナミクス技術や生体反応評価技術の応用だ。
特に3月から発売される『ブルーアース 1』と、2月から発売のミニバン用『ブルーアース RV-01』は、「ともにオレンジオイルを導入していることで、ズバリいいとこ取りのエコタイヤに仕上がっています」とヨコハマタイヤ広報部の平澤雄太氏。
オレンジオイルとは、従来は廃棄されていたオレンジの皮から抽出されたもので、環境にやさしいだけでなく、ウェットグリップ性能も高めてくれるという。
さらに平澤氏は、「ミニバンは従来、コーナリング時に安定感がないと言われていましたが、RV-01ではオレンジオイルのおかげでコーナリング時はもちろん、直進走行からのブレーキングなど、必要なときに必要なだけグリップ力を高めてくれるんです。またブルーアース1ではゴルフボールに採用されている凹み、ディンプルを採用して空気抵抗をさらに低減することができました」と話す。