トヨタ自動車は、ダイハツ工業、日野自動車を含めた2011年のグローバル販売計画を2010年見通しと比べて3%増となる861万台とした。
国内販売はエコカー補助金終了による反動減が続き、同12%減の193万台にとどまると試算。海外販売は米国、欧州の回復や新興国市場での増加を見込み、同8%増の668万台としている。
トヨタ単独の2011年のグローバル販売台数は同3%増の770万台の見込み。国内販売は同17%減の130万台と大幅な落ち込みを予想する。これは2009年実績の138万台を下回る。ただ海外販売が同8%増の640万台と全体を押し上げる。
グループのグローバル生産台数は2%増の869万台とした。国内生産は輸出が伸びるとみて、同4%減の389万台と微減。海外生産は同6%増の481万台とした。