スズキは9日、オートバイ『アドレスV125』のスピードセンサに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年6月29日~11月2日に製作された9092台。
速度センサーのハーネスの配索指示が不適切なため、ハーネスがリヤタイヤと接触し、ハーネスが断線して速度計が作動しなくなるおそれがある。
全車両、速度センサーのハーネスを点検し、リヤタイヤとの接触痕があるものは速度センサー一式を新品と交換するとともに、ハーネスを固定するクランプを追加して適切に配索する。それ以外のものは、ハーネスを固定するクランプを追加して適切に配索する。
不具合発生件数は1件で、社内情報で発見した。事故は起きていない。