【トヨタ ラクティス 新型発表】何でもこなすファーストカーを目指して

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トヨタ自動車は22日、2代目となる『ラクティス』を発表した。その開発コンセプトについて商品開発本部トヨタ第2開発センター製品企画チーフエンジニアの三浦清克さんは“ファーストカー”、すなわち「一台で何でもこなせること」だと語る。

「コンパクトというと近場の買い物や通勤に使用というイメージがありますが、初代の時からラクティスはその期待に添えるクルマという位置づけだったのです」と話す。そして、この新型は、「使い勝手を前のモデルよりもさらに良くして、一台で何にでも使える、長距離にも行けるといったクルマを作りたいと思ったのです」という。

「“ラクティス”という言葉は“アクティブ・スペースランナー”を由来としています。これは、スペースは大きいがきびきび走るクルマだということ。スペースが大きくて鈍重なイメージではないということです」と話す。

また、ラクティスは欧州への輸出も行われるが、三浦さんはハンドリング性能や乗り心地といった走りの面においても自信を見せる。「競合他車のオペル『メリーバ』、ルノー『グランドモデュス』、キア『ヴェンガ』、ヒュンダイ『IX20』、日産『ノート』などを、ヨーロッパの販売代理店等を招いて乗り比べをしましたが、アドバンテージがあると感じました」。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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