スズキの鈴木修会長兼社長は2日の決算発表の席上、トヨタ自動車が来年秋からダイハツ工業からのOEM調達により軽自動車販売に参入することについて「大歓迎すべきこと」と指摘した。
鈴木会長はトヨタの参入によって「(乗用車の)全メーカーさんが扱われることになる」とし、「これで軽も大手を振ってということであり、自動車業界のためにも良いこと」と語った。
また、同社はすでに日産自動車とマツダにOEM供給していることもあり、「トヨタさんが(他社から)調達して販売するのは特別なことではない」と述べた。
一方で販売競争の激化が予想されるものの、「インドでは(乗用車市場に)17社も参入している。国内外を問わず競争は激しくなる」との認識を示した。