スズキのインド子会社、マルチスズキは1日、10月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は11万8908台で、前年同月比は39.2%増。9月の29.6%増を上回る大幅増だ。
11万8908台の販売台数の内訳は、インド国内が前年同月比50.3%増の10万7555台と、初の月間10万台超えを達成。今年9月の9万5148台を上回る、過去最高セールスを記録した。輸出は18.1%減の1万1353台だ。
車種別では、主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』が、トータル7万7502台を販売。前年同月比は、50.7%増と大幅に伸びている。
A2セグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『バーサ』『イーコ』が、前年同月比91.8%増の1万5379台を販売。A2セグメントの上のA3セグメントでは、『SX4』『デザイア』が32%増の1万1621台を売り上げた。A2、A3、Cの各セグメントで、過去最高セールスを記録する好調ぶりだ。
マルチスズキの今年4〜10月累計販売は、前年同期比28.2%増の71万5886台。2009年度の101万8365台を上回るのは確実と見られる。