アウディが、11月2日に米国ラスベガスで開幕するSEMAショーに出品する『R8スパイダー』のカスタムモデル。その写真と概要が公表された。
このR8スパイダーは、米国STaSISエンジニアリング社と共同開発された1台。同社はバージニア州に拠点を置き、モータースポーツへの参戦や、市販のアウディ各車のチューニングを手がけている。
SEMAで初公開するカスタムモデルのベースは、R8スパイダー。5.2リットルV型10気筒ガソリンエンジンには、スーパーチャージャーが追加され、最大出力710ps、最大トルク72.3kgmを引き出す。ノーマル車と比較して、一気に185ps、18.3kgmものパワーアップを果たした。0-96km/h加速は3.1秒の実力だ。
パワーアップに対応して、オーリンズ製ダンパーやアルコン製の大容量ブレーキで足回りを強化。20インチのアルミホイールが、足元を引き締めている。専用エグゾーストシステムによって、痛快なサウンドも追求された。
また今回、STaSISエンジニアリングが手がけたアウディ各車が、全米50以上のアウディディーラーで販売されることも決定。4年間/走行距離8万kmの保証を付けて販売されるのは、大きなアピールポイントとなりそうだ。