フェラーリ 458イタリア、発売3か月で9台事故…操作ミス中心

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フェラーリの最新モデル、『458イタリア』。欧米で5月半ばから納車が開始されたばかりだが、発売から3か月にして、少なくとも9台が事故や車両火災を起こしていたことが判明した。

これは19日、米国の自動車メディアが明らかにしたもの。それによると、5月20日、ポーランドで458イタリアが、バスを避けようと他車に衝突したのを皮切りに、6月1日にはスペイン・バルセロナで、速度超過のドライバーが、フロントノーズを大破する事故を起こした。

その後も、458イタリアの事故は続き、7月4日のフランス・パリ、7月14日のスイス、8月18日の米国カリフォルニアでは、エンジン付近からの出火により、合計3台が全焼。8月9日には、フェラーリの地元、イタリア・マラネロで、数時間前に納車されたばかりの458イタリアが、立ち木に激突して全損となっている。

また、変わったところでは、8月11日、イギリスでレンタカーの458イタリアを借りたカップルが、濡れた路面でスリップ。防護壁にフロントから突っ込むクラッシュを引き起こした。

車両火災を除けば、ドライバーのミスと思われる事例ばかり。同メディアは、「10日に1台のペースで、458イタリアが事故を起こしている」とレポートしている。

《森脇稔》

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