サーブが開発を続けてきたSUV、『9-4X』。11月17日に米国カリフォルニア州で開幕するロサンゼルスモーターショーにおいて、コンセプトカー誕生から約3年という難産の末に、ようやく正式発表されることが判明した。
これは、同ショーの主催団体が17日、公式Twitterページで明らかにしたもの。それによると、サーブは同ショーを、9-4Xの世界初公開の場に選んだという。
サーブは2008年1月のデトロイトモーターショーにおいて、『9-4Xバイオパワーコンセプト』を出品。その後、このコンセプトカーをベースにした市販版の開発に取り組んできた。しかし、GMがサーブブランドの売却を進めていた経緯もあり、正式発表が遅れていた。
新型は、ミドルクラスのクロスオーバーカテゴリーに属する。同カテゴリーは米国で人気が高いことから、ロサンゼルスがワールドプレミアの場に選ばれたようだ。