フォードモーターは13日、『マスタング』の高性能バージョン、「BOSS 302」の発表に合わせて、同車のイメージ映像を動画共有サイトで公開した。
映像は、1969~1971年にかけて製造された初代BOSS 302をフィーチャーしながら、最新マスタングのBOSS 302を紹介したものだ。
初代BOSS 302は、1969年のマイナーチェンジ時に、SCCAトランザムのホモロゲーションモデルとして誕生。1968~1969年の同レースを制したGMのシボレー『カマロ』を打ち負かすべくフォードが開発したのが、マスタングのBOSS 302だった。
4949ccのV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力470psを発生。そして、バドムーア・エンジニアリングのパーネリ・ジョーンズ選手がドライブするBOSS 302が1970年、カマロからSCCAタイトルを奪回するのだ。
フォードのモータースポーツの伝統が息づく新旧マスタングBOSS 302の映像は、動画共有サイトで見ることができる。