マイバッハ 一部改良…完璧な安寧

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22日、メルセデス・ベンツ日本は『マイバッハ』のフェイスリフトを発表した。同日から予約を受け付け、2011年春ごろのデリバリー開始になるという。

マイバッハ・グローバルマネージャーのパトリック・マリノフ氏は、今回のフェイスリフトについて、「これまで、最高の品質があり、快適性が最も高く、出力も最高クラスと評されてきました。こうした強みを基礎に洗練さを加えたのです」という。

具体的な変更点について、「新たなフロントエンドのデザインにより、外観の高級感が高まり、特別さが増えていると思います」という。ラジエーターのグリルを大型化し、LEDのドライビングライト、新たなホイールのデザインにより「ダイナミックな外見に磨きがかかっているはずです」という。

また、パーソナルオプションとして、「62」および「62S」に設定されている電動ガラスパーティションに、ユーザーの好みで選んだ模様を入れることができるという。「パーティションウォールにレーザーでその模様を彫り込むことが出来るのです。また、19インチと最大クラスのスクリーンを後部座席で見ることが出来ます。こうしたカスタマイズの粋を集めたクルマといえるでしょう」。

他にも、『マイバッハ・ツェッペリン』から導入されたフラコンパフュームアトマイザーが、他のモデルでもオプション設定された。「これは技術的なギミックというよりも、世界的なイノベーションといっても良いでしょう」とマリノフ氏はいう。「本物の香水を入れアトマイザーとして使えるのです。何かの濃縮剤を入れるわけではないのです」という。

「すでに居住性が極めて高いシートがあり、音響システムも最高クラスのものが入っている。それに加えて、嗅覚に訴えるものがそこに入るということになります。こうした香りほどユーザーに思い出を鮮やかに蘇らせるものは無いと考えます。人々の潜在意識にタッチするようなもので、マイバッハでなければ出来ない完璧な安寧さを提供します」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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