[写真蔵]VW ジェッタ 新型…インテリアのクオリティがアップ

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フォルクスワーゲンは20日、新型『ジェッタ』の新しいオフィシャル写真を公表した。

新型はVWの新しいデザインDNAを導入。先代よりもダイナミックさが強調された。新型のボディサイズは、全長4640×全幅1780×全高1450mm。先代比で全長は90mm、ホイールベースは70mm延ばされた。これは、室内のゆとりと快適性の向上をもたらしており、後席レッグルームは967mmと、現行比で67mm増えた。

内装のクオリティもアップ。上下で色使いを変えたツートン仕上げのダッシュボードや、新デザインのステアリングホイールが採用された。ダッシュボード中央は、ややドライバー側に向けたデザインで、スイッチ類の操作性に配慮する。リアシートは40対60の分割可倒式。6エアバッグをはじめ、安全面も万全の備えを見せる。

欧州向けには、6エンジンを用意。ガソリンは1.2「TSI」(105ps)、1.4「TSI」(122/160ps)、2.0「TSI」(200ps)、ディーゼルは1.6「TDI」(105ps)、2.0「TDI」(140ps)だ。トランスミッションは6速DSGを基本に、1.4TSIには7速DSGが設定される。

アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システムを装備する1.6TDIの「ブルーモーション」仕様は、欧州複合モード燃費24.39km/リットル、CO2排出量109g/km。フォルクスワーゲンは「全長4600mmクラスのセダンとしては、世界で最も燃費のいいモデル」とアピールしている。

新型ジェッタは米国が主力市場となり、現地価格は1万5995ドル(約140万円)からという戦略的設定。フォルクスワーゲンが今回公表した写真からは、先代よりもクオリティを増した内外装が確認できる。

《森脇稔》

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