アストンマーチンは6日、『V8ヴァンテージ』に「N420」を設定した。ニュルブルクリンク24時間耐久など、モータースポーツから得たノウハウを反映させ、軽量化や足回りの強化を受けたスペシャルモデルだ。
N420のハイライトが軽量化。フロントリップスポイラーやディフューザー、サイドエアインテークをカーボンファイバー化。さらに細いスポークが特徴の専用アルミホイールを装着した。シートはカーボンファイバー製の軽量タイプ。これらの専用装備によって、27kgのウェイトダウンに成功した。
足回りは、スポーツパックを標準装備。スプリングやダンパー、スタビライザーが専用チューンされ、ダイナミックなハンドリング性能に磨きがかけられた。新開発のスポーツエグゾーストシステムによって、痛快なサウンドも追求する。
N420は、欧州では8月から販売開始。クーペとロードスターが用意され、英国本国価格は9万6995ポンド(約1295万円)からとなる。4.7リットルV8(420ps)を搭載し、最高速は290km/hと動力性能は一級だ。